雪国観光圏
冬になると3メートルの雪に覆われる雪国観光圏。8,000年もの昔、縄文時代から、気の遠くなるような長い年月を、先人たちは真白き世界に暮らしてきました。半年近くも雪に閉ざされる冬を過ごす知恵がつまった発酵食、乾燥保存、雪室貯蔵などの食文化をはじめ、雪とともに育まれた生活の知恵は、この土地にいまもなお息づいています。また、近年は「大地の芸術祭」の里として、アートと里山風景が融合した文化も世界から注目されています。東京から70分で、いつもと違う文化を楽しめるのがこの「雪国」です。
観光滞在プラン総選挙エントリープログラム05
3メートルの雪の回廊を抜け、花火と光のアートと雪国の恵みを味わう旅
美しく除雪された雪壁の間をドライブしながら、冬しか見えない景色を楽しんでいただけます。初日は雪下にんじん畑での雪上アウトドアランチや、地酒を味わい、「大地の芸術祭」で知られる越後妻有で、雪の中の幻想的なアートと花火を楽しみ、古民家をリノベーションした宿で温泉やかまくらBARにておくつろぎください。2日目は真っ白な雪原の上をかんじきでお散歩した後は、雪国ならではの食材を使った料理や地酒を味わうという雪国ガストロノミーも堪能できる2日間です。
1日目
雪国の保存の知恵を活かした雪下にんじん
体験コンテンツ①
雪の下のたからさがし 雪下にんじん収穫体験と雪上アウトドアランチ |
人間が定住する場所としては世界一という豪雪地帯で、冬期は野菜の収穫などもできないことから、古来より雪を生活に利用してきました。その知恵のひとつが、野菜などの保存に雪を使うこと。近年の研究では、ジャガイモ、にんじんなどの野菜を雪室で保存することで甘みが増すこともわかりました。雪下にんじん発祥の地と言われている日本有数の豪雪地・津南町のブランド野菜・雪下にんじん畑にて、実際に雪国の知恵をご覧いただきます。静かな雪原の上で採れたてにんじんジュースやドレッシングを作り、津南ポークや地元野菜のグリルとともに味わっていただきます。 |
冬の寒さと美味しい米、美味しい水が作り上げる地酒
体験コンテンツ②
地酒の酒蔵で、雪国の「発酵文化」を体験 |
味噌や糀など、雪国の食には発酵を使ったものが多いのも特徴です。また日本有数の米処は、日本有数の酒処でもあります。こうした土地なればこそ、豊富な湧水、澄み切った空気、最良の酒米によって育まれてきた日本が誇る酒造りの風景を特別に見学いただきます。 |
参加者が光の種を埋めて作り上げる作品「光の花畑」と雪上の花火(髙橋 匡太『Gift for Frozen Village 2017』Photo by 村上 美都)
体験コンテンツ③
SNOWART雪花火鑑賞 |
越後妻有で行われる一夜だけの雪上のアート「雪花火」。花火はもちろんのこと、光の種を雪に埋める「光の花畑」などのアート作品も雪上に展開され、幻想的な風景を作り出します。エントランスへは特別送迎車をご用意し、ブレイクルームをご用意いたします。 |
宿泊
大沢山温泉 |
自然豊かな里山に豪雪に耐えてきた築150年の古民家をリノベーションした提案型滞在施設に宿泊。日本百名山など標高2,000m級の冬山の景観は息を呑むほどです。お湯は大量の湯の花が舞うツルツル美肌の湯。雪見風呂やかまくらBARでの地酒をお楽しみください。 |
2日目
冬の裏山お散歩ミニツアー
体験コンテンツ④
輪かんじきで歩く裏山お散歩ミニツアー |
輪かんじきとは雪上で足が埋まらないように歩く為の民具で、初めての方でも歩ける気軽なアクティビティです。3月は積雪も安定して歩きやすく、天候も安定して晴れの日が多くなります。そんな日は伝統の「輪かんじき」を履いて、全身で雪を楽しんでいただけます。 |
雪国の食材を使った滋味溢れる料理と地元限定酒のコース
昼食
雪国の古民家をリノベーションした宿で、雪国ガストロノミーを味わう |
築150年の古民家をリノベーションした提案型滞在施設「里山十帖」のレストラン『早苗饗 −SANABURI−』での昼食。地域の食材や伝統的調味料、発酵素材を使いながら、ジャンルにとらわれない新しい形にして提供する料理と、地元でしか飲めない無濾過生原酒などの地酒のコースをご用意します。会場の食事処は総欅・総漆塗り。豪雪の重みに耐えてきた太い柱や梁に雪国の文化を感じていただけます。 |
1日目
10:00越後湯沢駅~ 11:00雪下にんじん収穫体験とアウトドアランチ 13:30~13:45苗場酒造蔵見学 14:30~15:00アート作品見学とディナー、雪花火観賞19:45~20:15大沢山温泉宿泊
2日目
10:00輪かんじき裏山お散歩ミニツアー 11:00里山十帖ランチ 13:00~越後湯沢駅 13:40お帰りのお時間まではお土産等お買物
集合・解散場所 / 越後湯沢駅 ・ 移動方法 / タクシー